【ブログ】色彩の心理について

こんにちは。
猛暑が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、住宅における「色彩の心理」についてお話しさせていただきます。
色彩は、私たちの感情や行動に大きな影響を与える力を持っているため、
家づくりにおいて色彩の選択は非常に重要なポイントとなってきます。

今回のブログでは、
1~4の項目に分けて色彩を絡めた住宅におけるポイントについてお伝えいたします。

1. 温度感をコントロールする色彩

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暖色系の色(レッドやオレンジなど)は温かみや活力を与え、
寒色系の色(ブルーやグリーンなど)は涼しさや落ち着きを感じさせます。
例えば、リビングに暖色系の色を取り入れることで、
家族が集う空間に居心地の良さを演出することができます。

2. 感情を引き出す色彩

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色は感情に直接働きかける力があります。
赤は興奮やエネルギーを、青は静寂やリラックスを促進します。
キッチンには活動的な赤やオレンジを、
寝室にはリラックス効果のある青や緑を使うと良いでしょう。

3. 距離感を変える色彩


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進出色(赤やオレンジなど)は近づいて見え
後退色(青や紫など)は遠ざかって見える効果があります。
この特性を活かし、部屋を広く見せたい場合は後退色を使い、
よりインパクトのある印象を与えたい部分には進出色を取り入れてみましょう。

<4. 重量感を調整する色彩/span>

色彩③.png
明るい色は軽さを、暗い色は重さを感じさせます。 家具や建具に軽い色を取り入れることで、 空間をより広く、開放的に見せることができます。

色彩を適切に使うことで、住宅の快適性やデザイン性が飛躍的に向上します。
ぜひ、これらのポイントを参考にして、より魅力的な住まいを作り上げてください。